「レント」について

 今年のイースターは、4月1日の日曜日です。キリスト教会では、イースター前の、日曜日を除く40日間を「レント」、または「受難節」と呼んでいます。
 今年は、2月14日の水曜日から、レントが始まりました。この日は「灰の水曜日」と呼ばれます。
 レントの期間は、主イエス・キリストが荒れ野でサタンの誘惑を40日受けられたことにちなんで40日間となっていますが、日曜日を除くのは、キリストが復活なさった喜びのお祝いの日が日曜日だからです。
 また、レントの最後の1週間は、特別に「受難週」と呼びます。国立教会では、主のご受難をおぼえて、受難週の「聖金曜日」にあたる3月30日(金)の夜7時半より受苦日祈祷会をもちます。その中で聖餐式も行われます。
 主イエスは、私たちのために十字架への道を歩んで下さり、私たちのために苦しみを受けて、ご自分の命まで献げてくださいました。このことをおぼえて、レントの期間を過ごしたいと思います。